PHIL MANZANERA

ロキシー・ミュージックのギタリストとしてのマンザネラは、個人的に
あまり印象にない。ロキシーは初期の作品か、後期の作品しか聴いてない
せいもあり、どちらかと言えばソロ・ワークスに愛着がある。(実は、偉そうに
言っておきながらソロも数作しか聴いていないのだが。)それにしても、浮遊感
溢れる彼のギターは、カンタベリーっぽさが如実に溢れていて心地よい。


DIAMOND HEAD

OHN WETTON, PAUL THOMPSON, ENO
ROBERT WYATT, ANDY MACKAY, BILL MACCORMICK
EDDIE JOBSON, CHARLES HAYWARD, DAVE JARRETT


マンザネラのソロ第一作。大名盤である。この時にクワイエット・サンの録音も行われた。
それにしても、豪華な顔ぶれである。プログレ、カンタベリーの超重要人物目白押しだ。

1曲目、FRONTERAのワイアットの歌声は実にワイアットらしさが溢れていて
浮遊感溢れる好ナンバー。タイトル曲も、実にマンザネラの実に絶妙な
ギターが聴け、浮遊感も心地よい。その他も、ジョン・ウェットンがヴォーカルを
とるナンバー、イーノのソロ曲、クワイエット・サンの曲等、聴き所が多すぎる。
非常に贅沢なアルバムである。


LISTEN NOW

クワイエット・サン、801の録音を除けば、2ndアルバムとなる。
リード・ヴォーカリストには、SIMON AINLEY、ところどころ、前作に参加した
ミュージシャンも参加しているが、前作に比べるとややまとまり感が覗える。
曲調としては、ポップなのだが、ところどころフィルの実験的なギター等が聴ける。
6曲目CITY OF LIGHTや、9曲目THAT FALLING FEELING等名曲も多いし、
何よりも、フィル・マンザネラらしい全体にホワ〜ンと漂う浮遊感、空気感が最高だ。
PLEASE WAIT!


 

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