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GURU GURU

クラウト・ロック、ジャーマン・プログレの雄、グル・グル。
フリー・ジャズ・バンド(バンド名は知りません)のドラマー、マニ・ノイマイヤーを中心とし、
1960代後半頃結成。メンバーは、ウリ・トレプテ(b)(←ウリ・トレプテもフリー・ジャズ出身)、アクス・ゲンリッヒ(g)のトリオ。
以後マニを中心として、メンバー交代、解散、再結成を繰り返し、現在も活動を続けている。

DISCOGRAPHY

1970 「UFO
1971 「HINTEN
1972 「KÄNGURUH
1973 「GURU GURU
1973 「DON'T CALL US, WE CALL YOU
1974 「DANCE OF THE FLAMES
1975 「MANI UND SEINE FREUNDE
1976 「TANGO FANGO
1977 「GLOBETROTTER
1978 「LIVE
1979 「HEY DU
1981 「MANI IN GERMANY
1983 「MANI NEUMEIERS NEUE ABENTEUER
1987 「JUNGLE
1988 「GURU GURU 88
1988 「LIVE 72
1993 「SHAKE WELL
1995 「WAH WAH
1997 「MOSHI MOSHI
1999 「30 JAHRE LIVE
2000 「2000 GURUS

尚、上記のディスコグラフィは
OFFICIAL SITEを参考に書いたものであり、グル・グル名義のみを取り上げています。この他にもご存知の通り、ハルモニアを始め、様々なアーティストとのコラボレイト作品があります。
詳しく知りたいお方は、
OFFICIALをどうぞ。
GURU GURU the OFFICIAL website

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それにしても、なんと素敵なバンド・ネームなのでしょう。(検索すると「魔方陣グルグル」とごちゃ混ぜに出てきます)
ジャーマン・プログレ、否、プログレ・リスナーにとってグル・グルは避けて通れぬところだと思います。古参にして長寿。とりあえずは、初期
4作あれば先ず間違いがないと思います。私自身は3rdのカン・グルが大好きです。こういう阿呆みたいなタイトルとジャケットからして大好きです。

4thの不思議の国のグル・グルが現在CCCDでしかほとんど出回っていないと思います。ご注意を。誰か、4thのアナログを売ってる店教えて下さい。探してます。

 

UFO

MANI NEUMEI -percussion-sektion,elektrische trommeln,cymbals,gongs,voice,kontaktmikrofon,tape
ULI
 TREPTE -bass-sektion,bass,verstärker,mikrofon,tonband,transistor-radio,intercom,mixer
AX
 GENRICH -gitarren-sektion,gitarre,echogerät,pedal
1970年発表の1st。
マニが中心となって結成はされたが、サウンド面で主導権を握っていたのはウリ・トレプテであったようだ。それがどうしたと言いたくなるようなインプロ主体の音ではあるが。
この1stのUFOは突然変異なのか、初期衝動なのか後のグル・グルにおいてもこういった音は出てこない。寧ろメンバーの経緯を見る限り、単なるフリー・ジャズとロックとの邂逅なのかもしれない。いや、多分何も考えていないだろう、と思う。
単なるノイズに成り果てていないのは、マニとウリのリズムの強さにある。そして全体を見るならば「胡散臭さ」(UFOというタイトル名といい)にこのアルバムの魅力が詰まっている。必ずグル・グルはクエスチョン・マークをリスナーに用意しているのである。
M1,STONE IN (ストーン・イン) 
M2,GIRL CALL (ガール・コール)
M3,NEXT TIME SEE YOU AT THE DALAI LHAMA (ダライ・ラマとの再会)
M4,UFO UFO
M5,DER LSD-MARSCH LSDマーチ)
思えばジャーマン・プログレ界における重鎮バンドの1stはどのアルバムも混沌よろしく、フリーキーでヘロヘロだった。ドイツというお国柄、何か決まりのようなものがあるのだろうか、と勘ぐってしまうが、このグル・グルの1stも例に漏らさずヘロヘロ・ドロドロである。そしてこの収まりの悪いサイケ感、吐き気を催すノイジー感、変態度はグル・グル1stならではで、身も蓋もないジミヘン解釈(しかし、ジミヘンやクリームをコピーしたことはないらしい)の果てなのか、或いは彼らがキメすぎて頭がおかしいだけなのか、一つ確かなことは未確認飛行物体とはグル・グルのことなのだ。そういうことにしておこう。
ハード・ロック的なジャムとサイケとギター・ノイズをごちゃ混ぜに拡大放出、ヘヴィーなグルーヴ感は息苦しさ抜群。その息苦しさに快感を覚えぬ人にはあまりお薦めできない。フリーキーではあるが、リズム隊のパワーはお墨付き。今作におけるヴォーカルはほとんど何言ってるのか分からず、宇宙人である。
個人的にはグル・グルの真骨頂は人を喰ったような、悪意のあるようなないような能天気なユーモアだと思っている。その点では次作以降が本領発揮というところだろう。今作はただただ身を任せるのみ。

 

 

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