2004年をぶっ飛ばせ

2004年でよく聴いた音盤紹介。
基本的に再発中心です。新譜も若干ながら混ざっておりますが、枚数はほとんど無いです。
なので、順位など言語道断なのでほとんど適当です。
意味はないです。自己満足です。距離を置いてご覧下さい。

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次点集(時系列バラバラ)

TANGERINE DREAM / OHR期 4作品 (再発、紙) ・・・良かったです。風船とか凄いですね。
OSANNA / 4作品 (再発、紙) ・・・祝・ヨーロピアン・ロック・シリーズ復活!
QUEEN / QUEEN U (再再発、紙) ・・・クイーン、流行りましたね。紙はちゃんとE式でした。
ZIOR / ZIOR (再発、紙) ・・・エアーメイルの紙は出来、選盤ともに最高。特にこのラリーペイジは嬉しかったっす。
BRIAN ENO / 4作品 (再発、紙) ・・・他にもアンビエント4作品も出たのですが、この4枚は基本にして最強!
NEIL INNES / BOOK OF RECORDS (再発、紙?) ・・・紙ジャケのショボさは置いておき、聴けて良かったの一枚。
and more ・・・(何が出たのか、よく覚えていないので)

10ぶっ飛び位: BRIAN WILSON / SMILE

37年という年数はとんでもない期間だ。ドラッグで中断される事になった幻の傑作アルバム。
その37年もの間、ファンによる想像でこのアルバムは体を成してきた。言わば、幽霊である。
幽霊に取り憑かれたファンの御祓いをするかの如く、発表されたこの完全版は、錬金術すら超えた生甦術だ。タブーを破っちゃったのである。
バカボンのパパではないが、これでい〜のだ。中身が最高なのだから。(新譜)

9ぶっ飛び位: THE BAND / same

5月に紙ジャケットで再発されたザ・バンドの2ndアルバム。2004年度リマスター採用。紙ジャケも新装。
う〜ん、何度聴いてもこれはヤラれる。
ピーター・バラカンが人類共通のメモリー・バンクにあるような曲群と評していたが、激しく同意。
夕陽が似合うぜ。男の哀愁。 (再発、紙)

8ぶっ飛び位: SOFT MACHINE / 6

今年はハットフィールド〜、ギルガメッシュ等に続き、ソフト・マシーン&マッチング・モウルというカンタベリーの大物がついに紙ジャケ化されました。感謝感激雨霰。
内容は今更言うまでもないでしょう。
ソフツは3〜7まで再発されたのだが、ここで6を採りあげているのは、この辺が案外放置されているのかな、と思ったからであって、全部勿論名盤です。
勿論私も全買いでした。
紙嫌いの人は2005年3月にプラケで再発されるので、どうぞ。 (再発、紙)

7ぶっ飛び位: PETER HAMMILL / incoherence

ほぼ毎年のように、コンスタントにアルバムを出す永遠の詩人、またはカリスマ、ピーター・ハミルの2004年度の新譜。
無事に来日公演も終了した昨今、VDGGまさかの再結成というニュースが飛び込んできて、2005年の生きる楽しみが出来た、と喜んでおります。 (新譜)

6ぶっ飛び位: MAURO PAGANI / Sogno Di Una Notte D'Estate

初CD化。「真夏の夜の夢」。
実はこの他にもファブリツィオ・デ・アンドレの1984年作「地中海の道程」のリメイク作を発表したり、「地中海の伝説」が紙ジャケになったりと、彼に関するニュースは嬉しいニュースばかりでした。
B面は必聴ですぞ。 (再発、初CD化)

5ぶっ飛び位:SPEED GLUE & SHINKI / eve 〜前夜

最近の紙ジャケ化は、本当に凄い。
こんなところまで、紙ジャケになるとは。一昨年辺りでは想像すらできなかった事でしょう。
これはもう、音というより、紙に尽きる。その他、フラワー・トラヴェリン・バンド3作品も紙ジャケになったのですが、合計5作品、占めて18000円なり。それでも、全買いしてしまうのは、このタイトル群の魅力かな。来年もストレンジ・デイズの仕事に期待。
音の方は、ヘヴィー・ブルーズ・サイケ・ロック。重い。値段が値段なだけに、余計に重い(泣 (再発、紙)

4ぶっ飛び位: MILES DAVIS / BAGS GROOVE

あちゃー。これは反則ですね。再発でも何でもありません。ただ、よく聴いたというだけです。
個人的に今年はジャズの方に傾いた一年でした。特にマイルスは色々な音が楽しめるので。とりわけ、これ。ハード・バップ宣言のようなレコードなのですが、何せメンバーが凄い。演奏も凄い。
タイトル曲においてのマイルス→ミルト・ジャクソン→モンク→の一連のソロは、言葉がありません。私はtake1の方が好きです。皆さんはどちらですか? (再発、ビクター1500シリーズ)

3ぶっ飛び位: DAVID BOWIE / REALITY

ええい、もういっちょ反則を。
これは2003年の新譜なのですが、今年リアリティ・ツアーの一環で、ボウイが日本へやって来ました。唯一ライブへ行ったのがボウイでした。
そのせいか、その時期はやたらとボウイを聴き狂っておりました。それにしても、近年のボウイは吹っ切れたかのように瑞々しい新作を発表してくれるので嬉しい限りです。
肝心のライブは、そりゃぁもう格好ええの一言。最近涙もろくなったせいか、アンコールのジギースターダストで泣いてしまいました。 (反則、2003年新譜)

2ぶっ飛び位: MAGMA / KA

なんとか今年中に届いて良かった〜。待ちに待ったマグマの新譜。聴きまくっています。
良いです。聴く前は、全盛期のメンバーが大幅に変わっているため一抹の不安を感じたのですが、そんなもの聴いてみればぶっ飛びました。いや、もしかしてマグマの全盛期はここに始まったのではないかとすら思えるほどの出来です。
往年のコバイア語フレーズもちらほらと聴くことが出来、ニヤニヤしてしまいます。
聞き込み度が上がるにつれ、違う姿が出てきそうなくらいの濃厚な一枚でしょう。新年レヴュー第一段予定。 (新譜)

1ぶっ飛び位: BOB DYLAN / THE FREEWHEELIN' BOB DYLAN

今年はなんと言っても、ソニーの紙ジャケ本格再参戦でした(去年もそうなのですが)。とりあえず、紙ジャケの出来も然ることながら、良心的な値段に尽きます。再発の見本とも言えると思います。
で、待ちに待ったディランの紙は、所々抜けている作品があるものの、まだこれからも続くという事なので一安心。全買いプレもユニオンのお株を奪うBOX。音は去年発売されたSACDハイブリッドのCD層です。
中身の方は今更ですね。 (再発、紙)

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