TOOL

90年代のグランジ〜オルタナ・ロック勢と共にその姿を表したトゥールだったが、その音楽性はその他
グランジ、オルタナ・ロック勢とは全くの異質。長尺な曲構造、難解な歌詞、
プログレッシヴ・ロックとも言えるであろうそのスタイルは、現代においてコアなファン層を作った
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OPIATE

まだトゥールのその骨格は確立していなく、オルタナ・ロックの枠を抜けきれていない。
ヘヴィ・ロックとオルタナの流れがトゥールという媒体を伴い、稀有な化学反応を起こした一枚。
音楽性もアンダーグラウンドから飛び出してきたオカルト性も匂わせる。
2曲目、HUSH,3曲目、PART OF ME、最終曲のOPIATE等、聴き所多し。
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undertow

セカンド・アルバム。異質なものが流れてくるような感じがここにおいて感じられる。
長尺な曲も目立ち始め、メインストリームのロックとは一線をかしている。
それにしても、voのメイナード・ジェームス・キーナンの声に尽きるだろう。
シャロン・オズボーン(オジー・オズボーンの妻)は『現在最も素晴らしいヴォーカリスト』と絶賛していた。
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ANIMA

アニマとは、誰もがかのユングの言葉だろうと想像するが、どうやら
色々な意味がこめられているらしい。筆者はその辺、知らないです。
今思うと、何故このアルバムがビルボード第2位を記録したのか疑わしくなる。
それほど、異質なアルバムである。メロディも分かりやすい部類には決して入らないと思う。
誰もが、純粋に気持ちよくなれる音でもない。実に奇妙な事かもしれない。
それにしても、このアルバム前2作と比べると格段の進歩を遂げている。
歌詞も皮肉度が半端ではなく、現在のあらゆる商業主義を批判しているのではないだろうか。
最終曲、THIRD EYEは鳥肌もの。
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SALIVAL

プロモーション・ヴィデオとライブCDのBOXである。(CD&DVD)
もちろん、このプロモーション・ヴィデオが凄い。メンバー一人が作ったとされるもので
そのクオリティは凄まじいものがある。これは見てもらうしかないだろう。
ライブCDは、あのZEPのカヴァーまで収められていてその他の演奏も必聴である。以下内容記述しときます。

1.Third Eye [Live]
2.Part of Me [Live]
3.Pushit [Live]
4.Message to Harry Manback II
5.Merkaba [Live]
6.You Lied [Live]
7.No Quarter
8.L.A.M.C.


LATERRALUS

現在において最新作であるこのアルバムは、なんとビルボード一位アルバムである!
部分的にはさらに難解になっていて決して全ての人に聴かれるような音じゃないのかもしれない。
私は、この時の来日公演に行くことができたが、そのライブは鳥肌ものであった。
ヴォーカリストが、ドラムより後ろの方で歌うバンドはその他にはいないだろう。
あくまで、曲にこだわり続けるその理由は、このアルバムを聴くとわかる通り、生半可なクオリティではない。
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