PRINCE　OF　DARKNESS

Miles　Davis

1926年　5月26日　イリノイ州　アルトンにて生を受ける（翌年、イースト・セントルイスへ一家で転居）
本名は「マイルス・デューイ・デイヴィス3世」　（父・マイルス・デューイ・デイヴィス2世　母・クレオタ・ヘンリー・デイヴィス）

『ハーレム・リズムズ』というラジオ番組を聴きはじめた頃が、オレが音楽に入れ込み始めた最初だ。7歳か8歳だった。毎日8時45分から始まるから、よく学校に遅れた。だが、オレは聴きたかった。聴かずにはいられなかったんだ。
素晴らしい黒人バンドがかかる番組で、ルイ・アームストロング、ジミー・ランスフォード、ライオネル・ハンプトン、カウント・ベイシー、ベッシー・スミス、デューク・エリントンやたくさんのバンドを聴いて興奮したのを覚えてる。

10歳の頃、ユーバンクス医師からトランペットをプレゼントされ、中学〜高校とエリオット・ブキャナンに師事。16歳、アイリン・バースと結婚。

1943年〜1944年6月、ブルー・デヴィルズに参加。

音楽に興味を持ちはじめたら、徹底的に取り組んで、もう何も他のことをやる時間がなくなってしまった。音楽がオレのすべてになった。本当に、すべてになってしまったんだ。

1944年、ビリー・エクスタイン・バンドがセントルイスへ来た際、マイルスがバディ・アンダーソンの代わりに参加。バード（チャーリー・パーカー）、ディズ（ディジー・ガレスピー）と共演。

ビリー・エクスタインのバンドがセントルイスに来て、2週間一緒に演奏するチャンスが転がり込んできた。"ミスターB"（ビリー・エクスタインの通称）とやれたおかげで、ニューヨークに行こう、ジュリアードに入ろうという決心が固まったようなものだ。

おふくろは、オレをドロシー（マイルスの姉）が通っていたフィスク大学に行かせたがって、フィスクの音楽部やフィスク・ジュビリー・シンガーズがどれだけすばらしいかを説明しようとしたが、冗談じゃない。
チャーリー・パーカー、ディジー・ガレスピー、バディ・アンダーソン、アート・ブレイキー、サラ・ボーン、ビリー・エクスタイン−−−こんな連中をいっぺんに聴いて、そのうえ一緒にやったオレには、すべてのことが起きているニューヨークに行かなければならないってことが、はっきりとわかっていたんだ。

同年9月、ジュリアード音楽院に入学するため、ニューヨークへ渡る。

NEWS

THE　CELLER　DOOR　SESSIONS　1970
LIVE　EVILに収録されていたセラードアー・セッションにおける演奏がフル・ボリュームでBOX化。ブートではすでにお目見えの音源らしいけど、公式では本邦初。9月21日発売！

マイルスの作品は、電化前と後で区別される傾向にあります。それが良いか悪いかは置いておき、このページでは便宜上、アコースティック・マイルス、エレクトリック・マイルスと分けております。ご了承ください。↓にindexとしてこれからレヴューするであろう予定を載せています。マイルスのディスコグラフィを網羅しているわけではございませんので、ご注意ください。

参考書籍等
「マイルス・デイビス自叙伝�T・�U」　
マイルス・デイビス
クインシー・トループ　著
中山康樹　訳

「マイルス・デイビス　コンプリート・ディスク・ガイド」
小川隆夫　著

「マイルスを聴け」　version~6
中山康樹　著

他、参考書籍はその場で明記していきます。

acoustic　miles

electric　miles

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