GODSPEED YOU! BLACK EMPEROR
現在において、ポスト・ロックと言われている代表格のバンド（？）である。
バンドと言っても大編成（9人編成）で、ヴォーカルレス、いわゆるロックとはかけ離れた音だ。
ポスト・ロックという言葉は意味不明だと常々思っていたが、このバンドを聴いてますます意味不明だと思った。
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SLOW RIOT FOR NEW ZERO KANADA 【EP】
実は、このバンドのことについてあまり詳しく調べもしなかったし、
音だけを聴いていたので、さっぱり不明なのだが、とりあえず、最初聴いた時は
プログレ？！と思ったのである。しかし、様式的なプログレではなく、あくまでプログレッシヴである
音楽性に感動した。とりあえずは、これが安いし最初聴いてみてはいかが？
ただし、ジャケの通り（ジャケではヘブライ語）混沌（カオス）としています。
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ｆ#ａ# （infinity symbol）
最高傑作だと個人的に思ってます。サウンドは、彼ら自身ヘンリーカウが好きだったというように
やや現音ぽいところも少しあるが、なんとなくロックを感じさせるその音は実に奇妙である。
そして、やたら暗い。現在のポピュラー・ミュージックの中ではダントツに暗いだろう。
そして、その暗さは哀しさである。社会的なメッセージを随所に折込ながら展開する大曲は
聴くものを惹きつける。クラウス・シュルツのような暗さとはまた別の次元の暗さで、この暗さに
悲しみを覚えるなら、貴方は見事に、世捨て人です（笑
※いわゆるノイズ・ミュージックとは違うノイズが全編を覆っていて、
時々かなり不快な音もあります。ただ、病み付きにはなります
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Lift Your Skinny Fists Like Antennas To Heaven
2枚組、全4曲という大ヴォリューム。前作は、もうなんだか人生を切り裂くぐらいの鋭利なナイフのようで
あったが、今作はもう少しポジティヴなのかもしれない。暗さはあまり感じない。
ただ、それは表面的なところだけかもしれないが。。個人的には、モグワイや、ロウと言ったバンドより
明らかに先を行ってるバンドだと思ってます。
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Yanqui U.X.O.
スティーヴ・アルビニのプロデュースが良くも悪くも一般化しているような気がしてならない。
（アルビニと言えば、アンダーグラウンド直結のはずが、最近はメジャーっぽく感じられるのは気のせいか？）
ただ、相変わらずの社会批判は強烈で、ジャケットの通り、アメリカ軍需産業とエンターテイメント等の
ビジネスの関連性を批判している。このGYBEの音が、なんとなく定まってきた感のあるアルバム。
それは良いのか悪いのかはわからないが。もちろん、内容は好盤です。
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