A PERFECT CIRCLE

ビリー・ハワーデルを中心とし結成されたA PERFECT CIRCLE。
TOOLからメイナード・ジェームス・キーナンが参加。
メイナード参加とあって、かなり話題を呼んだが、TOOLのような暗黒然としたプログレ風でもなく
かなり洗練されたハード・ロックという印象が強い。個々の曲の美しさも表向きにわかりやすい。


MER DE NOMS

BILLY HOWERDEL
MAYNARD JAMES KEENAN
PAZ LENCHANTIN 
JOSH FREESE
TROY VAN LEEUWEN

1stアルバム。まず、メイナードのヴォーカルも美しいメロディアスな唱方を心がけているようで
非常に聴きやすい。元々メイナードの声はかなり評価が高く、このアルバムではそれが決定的に
なったと言える。ビリーのメロディアスなギターも好感が持てる。目立ちすぎずにかなり効果的だ。
個々のメンバーが曲に昇華しきっている。
美しい曲が多く、聴き応えもある。個人的に5曲目ORESTES,6曲目3 LIBRAS、11曲目BREÑ
A
好き。その他の曲もかなりメロディアスで、ヘヴィなところはヘヴィにと起承転結がわかり易い。
所々ヴィオンリン等も聴け、作品自体かなり完成している。お薦め


THIRTEENTH STEP

BILLY HOWERDEL
MAYNARD JAMES KEENAN
JOSH FREESE
JEORDIE ORSBORNE WHITE
JAMES IHA

若干メンバーも交代し、2003年発表された2nd。
マリリン・マンソンのバンドからジョーディー(本名)がベーシストとして加入。
1stとの違いは、まずジョーディーのベースの重さが加わったことが大きい。それにより
全体的にメロディアスさは後退し、ヘヴィネスさがある。ただ、もちろんAPC特有の美しさは
メイナードの声とともに健在である。静と動の対比という点もメリハリはきちんとあり
奥に潜む美を体感できる。もちろん、そこら辺のヘヴィ・ロック・バンドやメタル・バンドの美意識とは
遠いところにあり、様式美は一切ない。(ゴシック的なものは感じるが。)
これは、前作にも共通するところだが、個人的にはリズムが平凡に感じる。
普段は変拍子バリバリのプログレばっか聴いているせいかもしれないが。。


 

TO BE CONTINUED...

 

 


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